もうこの欲望を抑えきれない、自制心を失いなすがままに

普段の生活の中で、もういい、自制心なんて忘れてしまえ!

私は欲望のままに生きるの、と思ったことはありませんか?

誘惑には絶対に負けないと思ったら

今3週間ほど日本に帰国しています。

日本に住んでいる友人曰く、タイは色々なものが安くていいよね~、なんて言われますが、

物の値段は必ずしも何でも安いわけではありません。

日本人や欧米人はタイのものや、食べ物を好きな人が多いですが、やっぱり自国のものや、

食べ物が恋しくなり事もあります。

そんな時、例えば同じ食材でも違うレストランに行くと値段が二倍や三倍になったり、自国でお手頃価格で売っているものは、タイのローカルのものの3倍や4倍したりします。

また、選択肢も自国に比べて少なく自制心ではなく抑制された生活を余儀なくされます。

そして、私はいつも日本に帰ってくると、スーツケースに入りきらないほどの買い物をして

重い荷物を持って帰るのですが、今回も同じ事になりそうです。

誘惑だらけの日本、そしておもてなしに完敗

用事があって外出をしました。

ショッピングモールを通過するつもりが、色々な誘惑が私の足を止めます。

実はバンコクにもたくさんショッピングモールがありますが、基本的にショッピングモール

は高価なものが売っている場所で、お手頃価格のものを買うにはスーパーに行く事になり

ますが、場所柄あまり日本のものや、これ欲しい!!!、というものを探すのは難しいのです。

日本は選択肢の幅が広く、ある意味なんでも手に入る

洋服など見ていると店員さんが親切に声をかけてくれて、色々アドバイスしてくれます。

買う予定はなかったのに気づいたら3着買っていた、しかもセールなので安!何てことも。

 

食品だって複数のメーカーがこぞって色々な商品を展開していて、もう、私の足は売り場に

根が生えたと言わんばかりに、長時間滞在してしましました。

日本の製造、物流、販売のシステムの精度

私はもともとITの仕事をしていたのですが、金融系のシステム、物流系のシステムなどに

かかわったことがあり、その際どちらも海外で日本のお客様向けのシステムだったため、

海外から日本を見る立場にありました。

海外と一言に行ってもお国柄、文化、経済等の背景が違いますので、一概には言えない

のですが、いつも上司に日本のお客様への対応はとても気を付けないといけないと

言われていました。

その意味とは、

  • 言葉の壁があり会話が直接出来ないので、意志の疎通は私を通す必要がある。(万が一私がでたらめな事を言っていても分からないのですが)
  • 意志の疎通が直接できないのに加えて独自の考え方をするので、どう対応すればいいのかわからない、よく言う”重箱の隅を突っつく”文化。でも、上司からするとそこがブラックボックス。

これは日本人からするとあら探しではないのですが、よくあることです。

ですが、日本の製造、物流、販売のシステムは、これらを踏まえて、独自の考え方の上に成り立っています。

日本のお弁当箱に代表される文化や考え方

ここで、お弁当を例にとって話したいと思います。

日本のお母さんはすごいなあといつも思うのですが(他の国のお母さんだってすごいですが、すごい箇所がそれぞれ違いますね)

日本の子供のお弁当は、きれいにかわいく、見た目がよく、そして栄養も考えられているトータルパッケージでできていることが多いです。

欧米では、サンドイッチの中にチーズどーん、ハムどーん、ピーナッツバター塗っただけ。

みたいなただ食べてお腹が満たされればいい、という考えが基本です。(もちろん全員そうだとは限りませんし、最近は色々変わってきています。)

私の友人はお父さんが欧米人で、お母さんは日本人ですが欧米の影響が強いようで、食事も欧米風。小学校の時にお弁当を開けるのが嫌だったと言っていました。

食の楽しみ方も人、場所によって違うのですね。

結局欲望は抑制に勝てずにスーツケースがパンパンに

というわけで、私の欲望は抑制できずに、買い物をしすぎて、スーツケースがパンパンになってしましました。

海外に生活していると、日本人であっても、視点が外国人のようになります。

最近の訪日外国人はただツアーで日本に来るだけではなく、日本の文化、食、生活に触れたいと思う人が多いのは、とても納得できると思います。

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