こんにちは。
日本は暑くて寒くて雨が降って忙しいですね。
今回はLCCについて少し触れ、シンガポールのローコスト航空会社スクートとタイガー航空について書きます。
なぜLCCが安い料金でサービスを提供できるのか
LCCは、日本でも複数の航空会社がありますね。
簡単にLCCといっても飛行機を利用してビジネスをするというのは、そりゃあ、
手続きとか色々と大変な事がありますよね。
LCCが比較的格安で料金を設定できるにはそれなりの理由があります。
バンコクからLCCでタイ国内旅行!- ノックエア でも触れましたが、
簡単に説明すると下記のような感じです。
乗客が直接受けるサービスの違い
1.機内食がオプション | |
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2.機内サービス(毛布、エンタメ等)が有料 | |
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3. 男性なら気になるCAのユニフォームがカジュアルまたはすごいセクシー | |
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航空会社の内部での違い
1.航空機の種類を統一 | |
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2.比較的短距離を飛行し、ルーチン化してより多くの飛行回数を達成する | |
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なぜスクートとタイガーの合併するの?
もちろん色々な理由があると思います。
ここでは、両社の利益額など数字からは離れて、今までの歩みについて触れます。
個人的にタイガーさんもスクートさんも何度もお世話になりました。
スクートはタイガーに比べると新しい会社で、スクートができる前には黄色のLCCは
タイガーだけでした。
こちらが案内の動画です。
こちらが合併の案内ページです。
スクートとタイガーのビジネス背景
実は、スクートもタイガーもシンガポール航空(SIA)が絡んだ会社なんです。
”絡んだ”という言い方をするのは、両社成り立ち、構成が違います。
タイガー航空
もともと個別に立ち上がった会社で、その後SIAの資本が入りました。
現在では資本としては56%です。
スクート
LCCの中では比較的最近立ち上がった会社で、設立は2012年。
立ち上げからSIAがオーナーとして設立された会社です。
合併後がスクートが吸収する形で会社名、フライトのコード等スクート側に変更に
なります。
この変更は現時点ではSIAが所有しているシンガポール発着またはオペレーションの
便にのみ該当します。
どういうこと?
タイガーエアは、オーストラリアと台湾にも会社として存在します。
航空業界は色々複雑なので、ここでは細かいことには触れませんが、簡単に説明すると
タイガーエアオーストラリア
- 現在ヴァージン・オーストラリア航空が100%所有する子会社となっていて、基本的にはオーストラリア国内のみの就航。
タイガーエア台湾
- SIA10%、
- チャイナエアライン80%、
- マンダリン航空(チャイナエアラインの子会社)10%
のジョイントベンチャーになっている会社なんです。
そして、国際線も就航しています。
つまり事実上オーナーとなっていタイガーシンガポールとスクートを2つ運営することで
会社としてもコストがかさむし、ある意味競合してしまうので、合体します。
ということです。
現時点ではタイガーのオーストラリアと台湾については触れられていないので、シンガポールのみと思われます。
これによって、オーストラリアと台湾のブランドを変えるとか、路線をどうするかとか
そういう話が出てくると思うんですよね。
とりあえずは現状維持のようです。
コメント
[…] スクートとタイガー航空がついに合併! 会社名はスクートにこんにちは。 日本は暑くて寒くて雨が降って忙しいですね。 今回はLCCについて少し触れ、シンガポールのローコスト航空会社スクートとタイガー航空について書きます。 なぜLCCが安い料金でサービスを提供できるのか LCCは、日本でも複数の航空会社がありますね。 簡単にLCCといっても飛行機を利用してビジネスをするというのは、そりゃあ、 手続きとか色々と大変な事がありますよね。 LCCが比較的格安で料金… […]