東南アジアは世界に誇るコーヒーとお茶の生産量
マレーシアは小学校の社会の授業でプランテーションでゴムの生産が盛んなんて習いませんでしたか?
実際マレーシアを旅していると至る場所に熱帯雨林に生息する木が目に入ります。
フルーツの木もたくさんあって、ココナッツの木なんかも普通に生えています。
もちろんその中にゴムの木があり、木の下の方に穴があけられていて容器がぶら下がっているのを見かけることがあります。
友人の実家がゴムのプランテーションもやっている農家で、ゴムの生産もしているけど、コーヒーや紅茶、その他の果物なんかも栽培していると聞いたことがあります。
土地柄、日が強いので自然にいろんなものが生息していて簡単にそれらを手に入れられるようですが、栽培もします。
コーヒーや紅茶は品質の良いものを輸出用とし、主に欧米などに輸出するのだそうです。
そして、いわゆるセカンドクラスを家庭で消費や地域用に流通させるのだそうです。そのためか、マレーシアやシンガポールでコーヒー紅茶の入れ方が独特で、2つのポットまたは容器を使って何度も濾して作る由来だと聞いたことがあります。
飲み物の容器に着目
シンガポールに住んでいた時、テー・ハリア (ジンジャーティ)をよくアラブストリートのあたりで帰宅途中に買って飲みながら帰ったりしていたのですが、シンガポールでは持ち帰りの場合、紙または発泡スチロールのようなカップに入れて蓋をしてくれたのを覚えています。
地元の人や、上級者はプラスチックの袋に入れて(熱いのに)ストローで飲んだりしていましたが、その頃の私にはまだまだそのテクニックはありませんでした。
今回ペナンで。インド系または中東系のお店を見るたび、ジンジャーティはある?ときいて買っていたのですが、どのお店もプラスチックの袋に入れてくれます。
私のテー・ハリア (ジンジャーティ)を袋に入れてくれている様子
更に、FULLかHALFかと聞かれるので、意味が分からず、砂糖の量?ショウガの量?とおもったら、袋の口を全部閉めるか=FULL、半分開けてストロー指すか=HALFどっちにするか?という質問でした。
特に注文しない場合、デフォルトはHALFのようです。
私に差別なく(?)袋でしかもFULLかHALFか選ばせてくれるなんて、ペナンってなんていいところなの!と私も立派に東南アジア民になったと感動しました。
(感動のポイントがずれていますが 笑)
この写真はHALFです。ストローで飲みます。
もし、このまま帰宅するのであればカップに入れ替えてもいいですね。
このままテーブルに置くと中身が全部出ちゃうので注意です。
また、呼び名はティーではなく、テーです。
”デー”=お茶、コピ=コーヒーを意味します。
マレー語や、インドネシア語が語源だと思われます。
そして、基本的に東南アジアの飲み物は甘いので、砂糖なしまたは少な目にしてもらうと甘すぎて苦しまないで済みます。ご参考にしてくださいね。