ベルリンではコロナの反ロックダウンのデモ開催中

こんにちは、Yoshです。

ベルリンからこんにちは。

ここのところベルリンでは頻繁にベルリン連邦議会に抗議デモが、小規模大規模、平和的または若干過激に繰り返し行われています。

本日2020年11月18日大規模なデモが行われているとの情報をもとに記事を書いています。

コロナに対する新しい更なる厳格措置

法案は、‘Special protective measures to combat the Sars-Cov-2 coronavirus’

「Sars-Cov-2コロナウイルスと戦うための特別な保護措置」というタイトルの新しい段落、プライベートおよびパブリックスペースでの接触制限、口と鼻のカバーを着用する義務、旅行の制限、およびビジネスまたは商業の禁止に関する詳細を示しています

ドイツ人というのは基本的に決められたことを守るというので有名であると思いますが、ここベルリンでも例外ではありません。

たとえばバスや電車の中ではマスク着用が必須条件になっています。

これは連邦政府よりアナウンスされていて、マスク着用しない場合には罰金徴収されるという措置が取られています。

実際にマスク着用の取り締まりをしている警官も街中で見かけられます。

一方でドイツ人のメンタル的にはマスクをしない=守っていないという考えになり、電車の中などで、目の前でマスクを少し取て、話したり、飲食している人がいた場合に大声でマスクをしろと言ったりします。(飲食中はマスクはしなくていいというルールを使ってマスクを着用しない人もたまにいます)

私も大きなスーツケースを持って移動していた時に、エレベーターが来たので乗ってからマスクをしようとしたら、隣にいたおばあちゃんに「今マスクしろ」と優しく言われました。

「もちろんするつもりだったんだけど」と思ったんですが、そのままマスクをして一緒にエレベーターに乗ったっていう経験があります。

ベルリンの文化と思想

このベルリンはドイツの首都でありながら、一番貧乏な州ともいわれていて、ドイツの中では若干変わった存在だといえると思います。

それは歴史的背景、文化的な背景に起因すると思いますが、政治的に言うと右か左かと言うと左側です。

つまり左というのは自由を主張することができる環境、実際にアーティストが多い街で、いろんなアーティストが集まり、またアーティストビザを持っている外国人もたくさんいます。

一方で他の大都市では会社員として働いている人が多く、アートで生活している人は少ないと思います。

また、ビジネスや個人の自由を主張し、声を上げることができる環境がここベルンだも思います。

まだ私もベルリンについて詳しいことを深く掘り下げて調べたわけではないので浅い知識のままでお話していますが、何人かのドイツ人に聞き、自分でもそうだと思うので認識は合っていると思います。

実際のデモの様子

先日、たまたま週末に買い物に行った際に、そこで行われていた平和的デモ行進を見ました。

その時は警察に先導されてデモ行進をしていました。最後尾にも警察の車がついて特に声をあげたり物を投げたり暴力を振るったりということはしませんでしたが、その様子を撮影したのでもしよろしければこのリンクからご覧ください。

そして今日、ベルリンでデモが起きています。

これは先日見たデモとは若干様子が違って、色々な団体が同時にデモを行っているようです。

一般市民 自由を提唱して、連邦政府に抗議したい人達
‐ 同性愛者の団体:

(男女共)

色々な政治的な性格に関わらず同性愛者の団体が存在し、良く広場なので音楽と共に主張をしているのを見かけます。この人たちは基本的に平和、芸術的なデモを行っているように見受けられます。

虹色の旗が風になびいています。

ナチスの団体: この人たちは割と過激な行動をするようです。

(詳しいことは良く分かりませんが、外国人排除の思想があるそうです)

黒い服、NewBalanceの黒い靴がトレードマーク、喋り方も強い口調で、近隣国の同じ思想の人たちとつながっているようです。

友人曰くこの人たちがデモをしている時は万が一暴力があったら危ないので近寄らないほうがいいと言われました 。

本日のデモは、大規模デモで、日本で言う機動隊のような警官がたくさん動員されていました。

最初はただのデモで、抗議の言葉を言ったり、主張していたようですが、放水があり、つかみ合い、ぶつかり合いがされている様子がこの YouTube にライブにて移されています。

現在ライブ中継ですが、後に消される可能性もありかもしれません。

よろしければこちらからご覧ください。

ベルリン5か月で感じたドイツ

ドイツに来てから改めて感じた事、ドイツ人というのは割と言葉を発する人達だと思います。

そして行動にも移す人達です。

今回のビザの件で、経験しましたが、ドイツ人が『やる』といったら必ずやってくれます。

その言葉に嘘はなく、行ったことは実行する、日本人と似ています。

基本はルールを守り厳格な態度で正しく生活する、というような性格の人達に見受けられます。

一方で、思想を持っていて、自分の思想が政府の政策に反映されないと主張をするのです。

結果は民主主義的に多数決なのかもしれませんが、ものを言うという部分で、人々の思想が政治に反映されやすい国なのではないかなという風に思いました。

もちろんこれは政治をつかさどる団体によって行われるかによっても変わってくるのかなと思います。

以上本日コロナに対する政府への対応の抗議デモが行われているという情報があったため情報のシェアのため記事をあげさせていただきました。

この記事が皆さんのお役に立てればうれしいです。役立った、面白かったと思った人は是非下のボタンでお友達にシェアしてくださいね!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする