初めての南インド一人旅。ビザの話から珍事件体験記まで ① ‐ 空港とビザ情報

色々な国に住んだり旅行に行ったことがあるのですが、私は主に一人で旅をするのと、週末バックパッカーなので、行ける場所の制約がありました。

ノマド生活の初めの一歩として長期の旅行先として選んだのが南インドのケララでした。

バンコクからエアーアジアで直行で行けます。

2016年11月に行ったケララの旅行記や面白かった出来事などをシリーズで書いていきます。

インド(ケララ)を選んだ理由

私がインド、そして南にあるケララ州を旅行先に選んだ理由はいくつかあります。

インド人の友達に色々聞いて、その情報をもとに自分でもリサーチしました。

1.アーユルヴェーダを体験する

今回のインド旅行の一番の目的はアーユルヴェーダを体験することです。

私にとって、アーユルヴェーダはある意味命を救ってくれたと言ってもいいほどお世話になったという体験があります。

なので、是非アーユルヴェーダ発祥の地で体験したいと思ったのがインドを目指す一番の理由です。

2.一度はインドに行ってみたい

インドはいいよ~と何人もの人から聞いたことがありました。

色々な話を聞いていると、一度は行ってみたい!と思っていたんです。

でも、近年国連まで注視するほど女性への暴行などの事件が多発している国でもあります。

インド=怖い、危ないみたいなイメージが先行してしまいますが、インドって結構大きい国ですよね?

日本で国際的に有名になるような事件があったとき、私達日本人は”日本”で起きても日本全体が危ない国とは思いませんよね。

つまり、多発している事件も詳細を知ると国全体が危ないわけではない事がわかります。

比較的女性が一人でも旅できるような場所はどこ?と探していったらケララがリストに上がったんです。

3.バンコクからの直行便があって、比較的お手頃価格だった

バンコクからインドとか、ミャンマーとか、ネパールって行きやすいんですね。

ケララもその一つで、行きやすい場所で、飛行時間も長すぎない、そんな場所だったんです。

逆に日本からケララに行くには、どこかを経由しないといけないく代表的な経由地は、マレーシアのクアラルンプール、タイのバンコク、インド国内(ムンバイなど)です。

ケララ州の空港は全部で3か所(2016年9月には4か所に)

ケララ州の面積は38,863 km2それってどの位だかよくわからないけど、と思ったので、

確認したところ九州が36,753 km²。ちょっと数字的に近いですよね。

でも、九州って8県集まった面積なので、数字をみて改めてインドの大きさにたまげました。

だから、納得。

1つの州に空港が3つもあって、更にもひとつ空港を新設中。

人口も多いインド、海外からの着地点が多ければ多いほど海外からの観光客を呼び込めますから。

ケララ州に箇所ある空港をリストにまとめてみました。

1.カリカット国際空港(カリプル空港)(ケララ州で3番目に旅客数の多い空港)
所在地: コージコード(カリカット)
英語表記: Calicut International Airport (Karipur Airport)
2.コーチン国際空港 (ケララ州で最大の空港)
所在地: コチ
別名: ネーダムバセリー空港
英語表記: Cochin International Airport/Kochi の場合もあり
英語別名: Nedumbassery Airport
3.トリバンドラム国際空港 (ケララ州で2番目に旅客数の多い空港)
所在地: ティルヴァナンタプラム
英語表記: Trivandrum International Airport

(地図の上(北)から下(南)の順です)

場所を確認して、行きたい場所に近い便利な空港を選ぶ参考にしてください。

インドへGo! でもその前に。ビザの事忘れずに。

日本人(日本国籍パスポート)は短期の観光での入国であれば、世界のほとんどの国で到着時にパスポートにスタンプを押してもらう、アライバルビザで入国ができます。

(私がすぐに思いつく日本人が事前にビザの申請が必須な国は、インド、ロシア、ミャンマー、ブータン、ネパールなど)

これは、日本という国が世界的に経済的に社会的に認められている証拠だと言ってもいいと私は思います。

他国のパスポート所持で、特にアジア圏でアライバルビザの取得が可能な国は多くありません。

また、日本人の場合、ビザが必要といっても、大使館に事前に行って手続きが必須の国は殆どありません。

これは、いつも私が日本人でよかったと思う事項の一つです。

インドビザのルールはよく変わる

インドビザはかつて、大使館や、その国の決められた省や委託された会社で事前にビザを取得していないと入国が出来ず、観光でちょっと、というにはハードルの高い国となっていました。

IT立国なはずなのに結構マニュアルだなあ、と思っていましたが。

私が訪問した2016年11月時点では、現在の一歩前となる形で法が改正されたばかりで、日本を含む数か国は事前にオンラインで手続きをすれば、直接大使館等に行かなくてもビザが取れるようになっていました。

ビザなどの手続き色々な規定があるので、必ずキチンと正式なルールを確認して理解してから行くようにしましょう。

到着してから知りませんでした。ということになると、到着して入国できずにすぐに帰国しなくてはいけないなんて事態になるかもしれませんよ。

よく変わるので、現在の概要だけ書きます。

この記事のすぐ後にまた変更される可能性もありますので、正規な情報はこちらから確認してくださいね。

たくさんルールがあるので、この説明は短期でインドを訪れる場合の説明になり、長期観光ビザや、ビジネス、リサーチ、ジャーナリストビザなどは含まれていません。

概要としては、こんな感じです。

  1. 短期で到着時ビザプログラムが利用できる空港は下記6空港のみ
  2. 該当の6空港以外を利用の場合は、領事館で手続き、または、E-VISAで申請する。

初めはなんだか複雑で頭が痛くなりそうですが、一か月以内の観光の場合は、行く場所(到着する空港)から可否を確認して、それぞれの選択肢から選べばいいだけですよ。

1.2017年4月1日より適用 ‐ 日本人向け到着時ビザプログラム 開始。

けっこう最近ですね。

  • 入国目的がビジネスや観光、会議への出席や医療目的で、滞在期間が60日を越えない場合
  • インド国内に住居を持たず、また就労もしていない方
  • 有効期限が6か月以上のパスポートを所持している方
  • 良好な財政状況にある方(証明として帰国便のチケットの提示が求められます。また、在費が賄えることを証明する必要があります)
  • インド政府によって『好ましからざる人物(persona-non-grata)』に指定されていない方
  • 好ましくない人物とみなされない方

(在京インド大使館ホームページより、到着時ビザ詳細はこちらから)

以前はビジネスの場合も別のカテゴリのビザが必須だったような気がしますが、

簡単に訳すと、つまり、観光や会議や治療(日本人はアーユルヴェーダで行く人が多いですが)でインドに短期訪問でお金を落としてくれる人は大歓迎。

インドに長期滞在して、外こもりとか、不法で働くとかやめてくださいね。

滞在期間中に暮らせるお金がちゃんとある事が原則で、期間終了後必ずインドからは出て行ってください。まあ、怪しい人は入国させませんけど。

ということです。

そして、このビザは下記6空港のみで手続きが可能で、料金は2000インドルピーです。

  1. バンガロール
  2. チェンナイ
  3. デリー
  4. ハイデラバード
  5. コルカタ
  6. ムンバイ

在京インド大使館のホームページから確認可能です。

https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visa_on_arrival_jp.html

2.アライバルビザの受付がされていない空港から入国する場合

上記以外の空港を利用する場合は、ビザの申請方法は以下の2通りです。

1.事前に大使館(領事館)にてビザの手続きをする。

2.E-VISA(ビザオンライン)の申請をする。

※どちらも条件はアライバルビザと同様です。

2-1.事前に大使館(領事館)にてビザの手続きをする。

ビザの説明ページはこちら

ページを下にスクロールすると下記の情報も確認できます。

  • ビザの基本情報と申請の要領
  • ビザの種類と必要書類
  • 追加料金
  • 申請処理時間
  • ビザ業務
  • ビザ申請料
  • よくある質問-ビザについて
  • 電子観光ビザ(E-VISA)

インド渡航ビザ申請に関する重要なお知らせはこちら (PDF)

2-2.E-VISA(ビザオンライン)で手続きする。

E-VISAは一回の申請で一回のみ有効で、ビザの有効期間は1か月です。

年に二回まで申請・入国が可能です。

この条件で問題ない場合は、E-VISAで手続きするのが簡単です。

全てオンラインで手続きが完結します(しかし、ページは英語のみになります)

  • E-VISAの申請ページはこちらから。(英語のみ)
  • 日本人のビザ料金は25米ドル、リストから確認可能です。

E-VISAの場合は、時間に余裕をもって、最低でもインドに出発する1週間位前には手続きをしておく事をお勧めします。

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次回はインドのアーユルヴェーダについて書いていきます。

お楽しみに!

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