こんにちは、Yoshです。
またまた久しぶりの投稿です。2020年6月24日既にギリシャを脱出しました。
もっと早くにお知らせをすれば良かったのですが、早くも2か月がたってしまっています。
当初の予定はギリシャから脱出するということだけで、しばらくして落ち着いたら日本に帰国するという計画でした。
ギリシャでの生活は本当に紆余曲折あって(これは別途書きますが)すでにギリシャ生活に終止符を打ち、次の場所に移動準をしていたところでした。
いざ、ヨーロッパに旅行しようと思っていた矢先に、コロナで身動きが取れなくなってしまい、日本への本帰国も、フライトがキャンセルになり、変更手続き後、更に2回キャンセルになり、最後はもうギリシャから出られないかもしれない本気で思い、漠然としました。
その頃ギリシャでは大変厳しいコロナ対策実施。
ギリシャは結果コロナ対策はうまくできていたといえると思います。
初めの頃売り場に並べきれない程の量のトイレットペーパーが準備されていたり、スーパーの売り場から食品はほぼなくならずに陳列されていて、入店のルールもきちんと決められ、普段ならばない国民はこの時ばかりはきちんと列を作り順番待ちをしていました。
それから、政府の対対策として、例えば、専用のアプリで行き先を入力する、テキストメッセージ送信後受信のメッセージをもらう、それ以外の場合、紙に氏名・住所・電話番号・行先・時間などを書いて持ち歩かなくてはいけないなど。
更に、外出していると警察に職務質問されたりするという状況でした、そのため外出はできるだけ控え、家にじっとしていること三か月。
デリバリーをしてくれるお店はありましたが、お店自体は締まっていて、開いているお店といったらはスーパーのみ。独りぼっちで籠る生活は思いのほか辛かったのです。
そんな状況で気分落ち込み、心が折れる寸前の状態の時、ドイツにいる友達が、ドイツだったら2週間の隔離は必要ないと教えてくれました。(一人籠りの生活からまた2週間隔離をしたらおそらく気が狂うのは確実でしたので)
ヨーロッパ内のフライトであれば問題なく行けることを確認し、早速旅立つ準備をしました。このまま我慢しながら日本行きのフライトをここで待ち続けるより、
- とりあえず行ってみよう
- 行けるタイミングで行動しよう
時間がたてばたつほど状況が変化して本当にどこにも行けなくなる可能性があるかもしれないと思いました。
- 同じ立ち往生するなら友達がいる場所のほうがいいのは確実。
と心の声に素直に耳を傾けて行動をした結果です。
そして、その結果、また『新しい風が吹いた』のです。
5か国目、新生活の始まり
色々あったけれど、無事、お世話になったギリシャを脱出し、ベルリンに到着しました。
『ヤッター、やっと自由の国に来た。』というのが正直な感想でした。
ベルリンテーゲル空港から早速タクシーで友達の家に向かう中、運転手さんとざっくばらんに話しをしながら、そして色々質問して、ベルリンの先輩としてアドバイスをくれましたよ。
彼は移民のため、今まで15年ドイツで暮らしているのだとか。
『ドイツはこんな感じ、ベルリンはこんな感じ。君ならうまくやっていける、頑張るんだよ!』なんていい人、身も心もボロボロな私に彼の優しい言葉が癒しになりました。
30分間のドライブはとても快適で楽しいものでした。そしてこれから新しい人生のチャプターの始まりにふさわしい時間を過ごしたと思います。
ヨーロッパのフリーランスビザ
実は前々から生活の形を考えていてヨーロッパ内でフリーランスビザを調査・検討していました。
2019年にベルリンに下見に来てその時に調べた内容ともっと深堀りをするため弁護士事務所に話をしに行ったり、コンサルを頼んだりしながら、内容を吟味し、取れそうなら試してみようと思ったのでした。
日本人にはオランダのビザが取りやすいと聞いていたので、オランダでフリーランスのビザを真剣に検討し、コロナになっていなければオランダに行っていた位心の中で決めていたのですが、オランダとベルリン、どちらが取りやすいか、そして料金的に払えそうかなどを比較検討してからと思いました。
まとめた結果、ベルリンには友達がいます。 そこが精神的に一番重要ポイントでした。
今回のコロナの件で家族や友人の存在の大切さをあたらめて感じました。
この2か月間フリーランスビザの申請の為、大変だったのですが、とりあえずフリーランスビザ申請はしました。
現在結果待ちです。
この間に色々な事があり、怒涛の2か月でしたが、楽しく暮らしています。
フリーランスビザが承認されるかはまだ不安要素ではありますが、ベルリンに腰を据えて生活ができればいいなあと思っています。
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