数年前スペイン人と旅先で会ったとき、面白い質問をされました。
「日本人は毎日寿司を食べるのか?」と。
私が彼にとって人生で初めて会う日本人だと聞いていたので、爆笑したいところを抑えて、ちゃんと回答しました。
「いいえ、日本ではお寿司は毎日食べるものではないし、お寿司はどちらかというと特別な時に食べる傾向がある食べ物です。」
意外と知らない日本の事・外国の事
寿司を毎日食べるのか?のような日本人が面白いと思う質問は、実は日本のイメージから来る質問です。
海外で暮らしていると、私は日本という看板をしょっているようなもので、変な事はできません。
逆に、私はイタリア人に
「毎日パスタを食べるの?」
と聞いたことがあります。答えは
「毎日じゃない、他の選択肢もある」
「ピザとか?」
「それ以外にもあるよ」
これこそ、どこかから来たイメージの刷り込みにより湧き出た質問です。
ここで、海外で体験したちょっと面白かった食べ物の話。
数年前にオランダ人の友人を訪ねて行った時、アムステルダムから電車で1時間位の
こじんまりした町のショッピングセンターの片隅に、日本食レストランがありました。
面白い日本食レストランのデコレーション
友達は、「ここは、日本食レストランだからとっても高いんだよ~」
その日お店の定休日で閉まっていて、店内は暗かったのですが、外から様子を見ることができました。
あれ?
なんか変だな?と思い、友達に質問。
「なんで、日本食なのに中華式の丸テーブルにカンフーみたいな生地でできたガウンがそれぞれの椅子にかかっているの?」
「みんなあのガウンを着て、日本食を楽しむんだよ。高級レストランだからね」
「いや、あれ、中華式だよ。」
「僕らには、日本式なのか中国式なのかよくわからないから、みんなこれは日本のものだと思っている」
「ふ~ん。。。」
それは、違うだろ。
イタリアの友人宅で 食事の習慣の違い
日本でも、どの国でも食事の際に色々なマナーってありますよね?
イタリア人の友達のうちで夕食をご馳走になった際に、サラダを食べて、パスタ。
パンがテーブルの上にあり、パスタを食べた皿に残っているソースをパンで拭うようにして食べるのが南イタリア風なんだ。
とイギリス人に強要していて、イギリス人の友達が戸惑っていました。
知らないから戸惑うのですが、理解したら、次からは戸惑いません。
知識と経験値が上がると、理解する、つまり、楽しみにも変化していきますね。
違うもの、知らないものに興味がわく
あまりにも受け入れられない違いには拒絶反応が起こりますが、少しの違いは面白いと感じたりすることもあります。
それは、ほんの小さなことでも感じられます。
食べ物って実は色々な意味で人が摩擦なくコミュニケーションが取れるツールです。
例えば、一緒に料理をする、食事をする、食材の話をする などなど。
食べ物で色々繋がることができます。
日本で体験できる、外国人が教える料理教室
日本に住んでいる友人が教えてくれたのですが日本で色々な国の家庭料理を作る体験ができるTadaku (タダク) というサービスがひそかに流行っているとのこと。
本格アーユルヴェーダ、リトアニアの家庭料理、インド料理、タイ料理、エジプト料理、ロシア料理、モンゴル料理、モロッコ料理、チュニジア料理などなど。
バラエティーに富んでいます。
私は旅行に行った先でよく料理教室に参加することがありますが、日本にいて、これだけのバラエティに富んだ外国の家庭料理を作る体験ができたら楽しいですね。
日本で参加できて、お値段もお手頃価格の4-5000円前後、一回完結型なのがいいです。
しかも、日本でやるので、日本語でも大丈夫。
外国語を習っている人にもうれしい、その国の言葉で会話をしながら料理ができる楽しみもあります。
色々な場面に最適
- 家族で体験して、おうちで再度作ってみる
- 海外駐在の前に予習として習ってみる
- 友達同士で参加、女子会でみんなで復習、おいしく盛り上がる
- 参加は女性が多いので、新しい同じ趣味を持つお友達を作る
世界を旅するように外国人のお家で料理と文化が習えるサービス Tadaku (タダク)
夏休みも目前、いつもとはちょっと違った楽しみ方の選択肢として試してみては?
和気あいあいと、色々な知らなったその国の驚きの話や、ためになる話で盛り上がりながら料理を楽しんでみましょう!
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