中華系のデザートとは一味違う東南アジアのデザート
さすが食いだおれレポートなので、このページではチェンドルの紹介です。
中華系のデザートと言えば何を思い浮かべますか?
杏仁豆腐?ゴマ団子?マンゴープリン?
私はありとあらゆるデザートを思い浮かべてしまって妄想の世界に入ってしまいそうです。笑
ここ東南アジアでは、華僑の人がたくさんいますので、中華系のデザートも楽しめますが、東南アジアならではのデザートが存在します。
おそらく日本ではあまり目にしないような食べ物、耳にしないような名前ではないでしょうか。
近隣諸国間で食べ物がやはり似ていて、若干国や都市で味付け、レシピ、食材が異なったりしますが、大体名前も見た目も同じなので、あれが食べたいなと思ったら近隣諸国でたいがい食べることができます。
日本の白菜の漬物と、韓国の白菜キムチの違いは唐辛子の量で、基本的には食材は同じですよね。そんな感覚だと思います。
米粉から作られた緑色のゼリーのような食べ物
チェンドルとは、米粉から作られた緑色に着色されたゼリーのような食べ物を指します。
緑色は基本的に自然なもの(パンダンという植物)からの色だと言いますが、必ずそうではないかもしれません。
名前の由来は緑色の虫を飲むという意味なのだそうで、この緑色のゼリーが少しガタガタな形で(きれいに均等な形ではない)突起があるので、飲み込んだ時にこのガタガタな形が食道から胃に移動するときに虫を飲むような感覚がする。という由来なのだそうです。
⁽虫を飲むとそういう感覚なのかは分からないのですが。。。日本だったらシラウオの踊り食い的な感じでしょうか?⁾
東南アジア、つまりインドネシア、マレーシア、シンガポール、タイなどで同じようなスタイルのデザートをよく見かけます。
レシピにもよりますが、山盛りかき氷にチェンドルをトッピング、甘いミルクやシロップがかかっていて、その他のトッピングも選べます、ドリアンチェンドルや季節の果物などもありますよ。
私はアイスクリームのトッピングのチェンドルを選びました。
5.9リンギットです。
このお店は有名なお店のチェーンで、コムタタワーをウロウロしているとプランギンモールに繋がっていて、そこにあるお店に行きましたが、マレーシア内に数店あり、ペナンにも6店舗あります。
詳細は下記リンクのホームページからご確認くださいね。
http://www.chendul.my/html/location.html
また、メニューで気になったのかアイスカチャンです。
アイスカチャンも山盛りかき氷に、元々は小豆のトッピングから始まったようですが、今はお店によって色んなトッピングが用意されているので、気分によって色々な味を楽しめます。
これも東南アジアでポピュラーなデザートで、チェンドルもアイスカチャンも暑い時に涼むために食べます。
暑いと体に熱がこもるのでこういったデザートで楽しみながら熱を冷ますのもいいですね。