人権問題で狙われたアンクル・トムの家 (Onkel Tom Hutte)? 近所で火事!

こんにちは、Yoshです。

ベルリンからこんにちは。

2日前の11月15日日曜日の夜、近所の駅で火事がありました。

この駅はアンクルトムの家(Onkel Tom Hutte)という名前の駅で実は私の住んでいるアパートから最寄りの場所になります。

最近人権問題で色々な事が話題になっていますが、このアンクルトムの家も、名前が差別だという人や団体がいるようで、名前の変更を検討していると何回も聞いたことがあります。

アンクルトムの家(Onkel Tom Hutte) はどういう場所?

このアンクルトムの家という名前の駅はZehlendorf(ツェーレンドルフ)というエリアにります。

Onkel Tom Hutte駅

Onkel Tom Hutte駅

このエリアというのは割と裕福なセレブな人が住んでいる静かな場所になり、近所には湖があることでも有名な場所です。

夏になると湖で泳いだりピクニックをする人で賑わう場所で、そういった背景から観光客も人気で、地元の人たちにも親しまれてる場所になります。

私の友人はこの近所の湖が泳ぐのには一番いいと言っていました。

(ベルリンは湖がたくさんあり、夏になると泳いでいる人、日焼けに行く人がたくさんいます。どの湖もいつも人でいっぱいです。まだ湖で泳いだことがないので、お勧めの湖情報はありませんw)

駅自体は線路の左右がショッピングアーケードのようになっていて、色々なお店があります。

ピザとジェラート屋さん、スーパーx2件、高給オーガニックスーパー1件、高級な靴屋さん、宝石店、お茶屋さん、ベーカリー、薬局などが軒を連ねています。

近所に住む人達が、ここでほとんどの用事を済ませられるので常に利用客が行き来していて、毎週木曜日にはマーケットも開かれている、プチ高級エリア+便利な場所です。

高級住宅と中級層の住む場所

実はこの場所は裕福な人が住んでいる場所と言いましたがアパートを借りる時には都心と比べて割と安い値段で借りることができます。

たまたま私が見つけた場所がこのアンクルトムの家という名前の駅のそばになります。

当時右も左も分からず、ビザのために住所登録ができる物件が必須だったため、場所はどこでもよくて予算内に収まる場所がここでした。

夜遅くに一人でもまあまあ怖くなく歩ける場所だと思っていますよ。

人権問題で放火だったのか?

アンクルトムの物語を読んだことがある人は知っているかもしれませんが、この物語は黒人少年の物語で、実は少し前から人権問題で『地名に人権侵害にあたる名前を付けるのは良くない!』みたいな動きがありました。

名前を変えるなんて言う話も出ていると複数回聞いたことがあります。

そのためか、今回の火事は黒人を擁護する人、または権団体の人たちによって行われたのではないかという噂も立っているほどです。

英語の新聞を見ているとその事件を関連付けられるような内容になっていて、

『大事件、アメリカの選挙にもつながっている』

とか、政治的な思想右とか左とかそう言った内容が色々な所で散りばめられていて、そういった角度から大きな事件のように取り扱われていました。

英語になりますが、ニュースの参考リンクをこちらからどうぞ

勿論重症者1名を含む4人以上のけが人が出る大火事だったようなので、簡単に済ませられる話ではないのが実際のところです。

Yoshの私生活に多大な影響。。。

この駅のアーケードにあるスーパーをほぼ毎日利用しています、私の自宅からこの駅までは歩いて5分です。

実はこの日、友達が遊びに来ていて夜7時ぐらいにこの駅を使って帰宅しました。

その時には何もなかったようなのですがその後1時間ぐらいだった時に火事が起きたようです。

いつもは静かな環境の地域なので、サイレンなどものすごく良く聞こえるのですが、この日はなーんにも聞こえなかったため、全然気づかず。

そういうわけで私の日常生活に支障が出る死活問題のため今日実際に行ってみて色々見てきました。

結果からお話すると、いつも使っているスーパーは通常営業していました。

逆側に位置する別のスーパーは、火事があった側で、しまっていました。

 

そして、火事があったお店とその周りは壁が作られて、立ち入り禁止状態に。。。

 

ベルリンの現状と火事とこれからについて

ニュースでも流れていると思いますが、今コロナの影響でドイツは全体的にプチ・ロックダウン状態です。

ここベルリンも例外ではありません。数日前から野外であってもマスク着用を義務付けられる動きがあり、この状態が続くと、クリスマスマーケットは開かれないとか、いつも行われているイベントがなくなったり、ちょっと異常な事態に人々はストレスマックスだと思います。

(ロックダウンは当初11月いっぱいまでの予定が、延長を匂わす政府の発言があります)

実はこのアーケードは、場所柄若干ベルリン郊外にあるので、夏の繁忙期なのに例年より訪問者が少なかったりと、スーパーや日常生活に必要なビジネス以外はやはり影響があるのではないかと思われます。

実例でいうと、最近一番手前にある自転車屋さんが閉店して無くなってしまいました。

(ビジネス的に倒産したのか、引っ越したのか、賃貸契約の為なのかは不明ですが)

いつも近所の人達がピザやアイスクリームを目当てに立ち寄っていたお店はテーブルを置けないので販売するものが変わっていてビジネスも厳しそうです。

その隣にあるワイン屋さんはなかなか人が入っている様子は見受けられません。

その隣のお茶屋さんはほとんど人が入っていないようで最近頻繁にディスカウントになっている商品がワゴンに置いてあるのをよく見かけます。

私が見る限りでは、ニュースの情報と照らし合わせると、火の出元がベトナムのヌードルショップのような気がするのです。

何はともあれこの火事でケガをされた人が早く回復され、お店もすぐに元に戻ってほしいと願うばかりです。

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