ベルリンの北朝鮮大使館を見てきました

こんにちは、Yoshです。

ベルリンからこんにちは。

前回の『ベルリンの少女像を見に行ってきました』に続いて、同じ日に挑戦半島つながりで北朝鮮の大使館を見てきました。

ちょっとだけ北朝鮮とドイツの背景

北朝鮮の大使館がある場所は、ベルリンでの地で便利な場所にあります。

ベルリンと言えば、歴史的にも有名なベルリンの壁ですよね、もともと東西に分かれていた時の東側に建てられていて、当時は正式に北朝鮮と、東ドイツ間で国交があり、大きな土地を大使館の場所としていたようです。

場所的にはチェックポイント・チャーリー(東と西の間の検疫所があった場所で今では観光スポットとなっています)、その他、観光スポットとなっている、ポツダム広場(ベルリンの壁で分断されていた場所)ブランデンブルク門、ベルリン大聖堂など、つまり、中心地で色々な観光スポットからアクセスがかなり良い場所です。

北朝鮮はドイツと正式国交がないのか?

色々調べてみると、北朝鮮とドイツは2001年に国交を結んだようで、正式に国交があるようです。

ですが、北朝鮮国民が、日本人と同様に観光でドイツを気軽に旅行はできないようですが、条件をクリア出来て、シェンゲンビザを取得すれば入国ができるようです。

(そういう意味でいうと日本人はほぼ世界の国々に観光でビザなし(アライバルビザ)で旅行ができるので良いですね)

ただし、聞いたところによると大使館内の建物に職員が住んでいるとのことで、気軽に外に出れない、または出てこないようですね。

なので、近所でビールを飲んでいたら隣に北朝鮮の大使館職員と出会って友達になるというシナリオはなさそうですね。残念

大使館の敷地内にホステル

北朝鮮の大使館がある場所は、前述のとおり、良い立地にあり、土地も大きいので、ある意味ビジネスチャンスと思ったのか?敷地内にホステルを作ったのだそう。

かなり前からこのホステルは経営されていて、立地が良く、値段も格安とのことで、バックパッカーに人気だったそうです。

その名も『シティホステルベルリン

 

見に行ったのは土曜日だったのもあり大使館の門は閉ざされていました。

そしてホステルは既に閉鎖されていたため外に若干の不用品などが置いてあり、中には何もないような雰囲気が漂っていました。

このホステル経営の実務は、トルコ系の会社EGI GmbHという会社が実施していたようですが、大使館の敷地内にホステルを作るってなかなか斬新なアイデアですね!

ただし、このビジネスで儲けたお金は北朝鮮に送金されていたようで、外貨を稼ぐ手段として使われていたようです。しかも大使館の為、国家間で大使館として使用するためとの前提でお金のやり取りがあるようで、色々と状況は複雑に。

結局、大使館がこのようなことをすると法に違反するとのことで、2020年の1月裁判所から経営停止の命令が出ていたそうです。

その後もしばらく命令を無視して経営は続けられていたようですが、コロナの影響で観光客が来なくなり、実質2020年5月に閉鎖を余儀なくされたようです。

現在もホームページは残っていましが、予約は出来ませんと書かれています。

(意訳ですが、国連制裁または国際法に抵触を理由に裁判所からの営業停止命令が出されたためとのこと)

シティホステルベルリン

https://www.cityhostel-berlin.com/gb/default.aspx

北朝鮮のレストランで食べれる

北朝鮮の大使館を見に行って、昔シンガポールにいた時に友達に連れて行ってもらってインドネシアの首都ジャカルタを思い出しました。

簡潔に話すと北朝鮮の大使館の職員は昼間大使館で仕事をし、夜はチマチョゴリを着てレストランで働いていて、華麗な踊りも披露してくれる。

カラオケもできて、日本人駐在のおじさま達が足しげく通っている、という話でした。

場所もよく分からないので現地に住んでいる日本人の友達に連れて行ってもらいソウルではなく平壌で作られた焼酎の瓶を確認、飲んでみました。

でも、普通に焼酎だったのを覚えています笑。

そしてキムチ、その他韓国料理とほぼ同じ内容の食事をし、時間になると小さな舞台が開いてチマチョゴリを着た女性達が踊りを披露してくれるというものでした。

これは真面目にステージで踊りを披露してくれているので、私達3人女子はおいしくご飯を頂き、お酒を楽しみながらきれいな女性の踊りを堪能していました。

ですが、日本人の駐在のおじさま達は、ベロベロに酔っ払って、きれいな女性達にカラオケを強要、舞台まで追いかけ、花束を押しるけるなど、ちょっと恥ずかしい行動。

飲み過ぎて男子トイレか女子トイレかわからなくなって女子トイレで真っ赤な顔をして吐いている人もいました。

その事態を見て、私たちは恥ずかしくなり、女性達にお詫びして店を後にしたのを覚えています。

女性達は、気にしなくていいと言ってくれましたが、なんか同じ日本人として恥ずかしかったのを今でも覚えていますよ。

このレストランも日本人のおじさま達の支払ったお金を外貨として送金しているのでしょうね。その他の国でも、北朝鮮のレストランやホステルなどがあるようです。

個人的な意見としては、今でもジャカルタにあのレストランがあったら行ってみたいと思いますが。

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